上関原発問題  

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STOP!上関原発!

「はっぴーあいらんど祝島」 上関原発反対!「核のゴミ」貯蔵施設もいらない!

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●上関原発問題

 1982年に中国電力が山口県上関町四代田ノ浦に出力135万キロワット級の沸騰水型軽水炉2基の建設計画を発表した。原発建設予定地は祝島の対岸、海を隔ててわずか4キロ先だ。もしここに原発が建設されれば、祝島の島民は毎日原発と向かい合って暮らさなければならない。また、祝島と建設予定地との間は豊かな漁場で、祝島の漁師さんたちの生活基盤になっている。いや、漁師さんたちだけではなく、祝島の島民はみんな、ここで獲れる新鮮な魚や貝や海草を毎日のように食べているのである。

 この計画が発表された直後から島では当然激しい反対運動が起こった。おそらくこの時点では島民のほぼ100%が反対であったと思う。しかし、その反対運動が個人攻撃になってしまったために、原発そのものには反対の立場だが、その反対運動のやり方に疑問を呈する人たちも現れた。過激な反対派は自分たちの反対運動についてこない人たちをも推進派と称し、反原発デモの攻撃対象とした。それ以来じつに15年間、祝島は反対派(9割)と推進派(1割)に二分され、対立するという不幸な状態が続いている。この間、伝統の「神舞」も2度中止になっている。かつて誰もがお互いに助け合って生きてきた人たち同士なのに、今は対立する派閥の人とは互いに話もあまりすることがない。この状態はいつまで続くのだろうか。なんとかして元のような状態に戻せないものだろうか。

 日本各地の原発建設予定地(ほとんどは過疎地)でも同じような状態が起こっている。住民同士の対立を生んでまで原発を誘致する必要が果たしてあるのだろうか。確かに原発が建設されると地方自治体に莫大な交付金が入り、町の財政は安定し、それによって道路やいろいろな福祉施設などが建設されて便利にはなるだろう。しかし、一方では住民の対立や自然破壊などを引き起こす。しかも、現在各地の原子力施設で事故や故障が発生しているように、原発は絶対に安全なものではなく、核廃棄物の処理方法もいまだに確立されていない。国内の各原発施設には、処理できない核廃棄物が貯まり続けている。原発の近くに住む人々は常に不安を抱いて暮らさなければならない。上関原発の場合は、特に予定地の真正面に位置する祝島に住み続けるのは、ものすごく不安だ。国内の他の原発施設でも、住宅地のこれだけ近距離で、しかも真正面の位置に建設されている施設はおそらくないだろう。「原発で町は発展するのだから、祝島のものは我慢しろ」とでも言うのだろうか? そもそも、豊かな自然環境は上関町の大きな(そして唯一の)財産でもあるはずで、これは上関町としてもそういうふうにPRしている。にもかかわらず、大きな自然破壊を伴う原発を誘致するとは、ばかげた話である。実際に原発の建設や運転によって、どの程度の自然破壊が起こるか想像はつかないが、人々が上関町に対して抱くイメージとしては、「自然がたっぷりあって、新鮮な海の幸が食べられて、のんびりくつろげる町」という従来のイメージから、「原発があって、できればあまり近づきたくない町」というイメージに変わるのは明らかである。あの東海村の原子力施設の事故でも、現地の農作物などは事故による物理的な影響よりも、人々が抱く「あそこの農作物は危険」というイメージによる影響の方が遙かに大きく、農家の人たちもそのイメージを払拭するのに四苦八苦していたのである。そういう意味からも、上関町にとって原発誘致は大きなイメージダウンになるだろう。

 情報通信技術と物流の発達によって、これからは田舎にいても、個人の技量とアイデアによって都会と変わらない仕事もできるようになっていくだろう。そうなると、住みにくい都会を離れて、上関町に帰ってくる人たちも徐々に増えていくだろう。その時、原発の存在は大きな足枷になってしまうのではないだろうか。わざわざ原発の近くに住むために帰ってくる人などいるとは思えないからだ。原発を建設することは、原発以外の町の発展の道を閉ざすことにつながり、それこそ「原発なしではやっていけないつまらない町」になってしまうのではないだろうか。
 中電の発表から15年以上が経ち、経済情勢や人々の考え方も変わってきている今、上関町の将来のために本当に良い選択は何か、再考すべき時にきていると思う。


<関連リンク>
中国電力・上関原発建設計画
淡々通信・電視版「海から見た上関原発予定地」
スナメリ発見情報
世界的な環境保護団体WWFが環境庁に申し入れた「原発は温暖化対策にはならない10の理由」
長島の自然を守る会
岡山理科大学・植物生態研究室のホームページ


●祝島と原発建設予定地の位置


 原発建設予定地は祝島の対岸。まさに目と鼻の先だ。原発が通常の運転をしたとしても、祝島の住民は原発によるさまざまな悪影響をまともに受けることになる。万一事故が起こった場合、放射能を遮るものもなく、逃げる場所もない。その影響は計り知れない。
 また、予定地の上空は大阪−大分空港間の航空路となっており、万一、旅客機が原発の上に墜落すれば、いくら原発が頑丈にできていたとしても、おそらくひとたまりもないだろう。


 建設予定地と祝島の間の海は、瀬戸内海でも屈指の好漁場で、希少動物のスナメリも生息している。予定地の海岸からは、世界でも貴重な貝類が多く発見され、至近距離にある鼻操島にはハヤブサが営巣している。
 工場や石油コンビナートの多い瀬戸内海の中にあって、ここはまさに奇跡的に残された豊かな自然環境といえる。


原発建設予定地からの距離

祝島  4Km
上関  8Km
平生 16Km
柳井 20Km
光  22Km
徳山 35Km
岩国 45Km



●これまでの経緯

1982年10月 中国電力が「上関町が原発建設の有力地」であることを発表
1983年4月 町長選で推進派の片山秀行氏が初当選
1988年9月 上関町が中国電力に誘致を正式に申し入れ
1994年12月 中国電力が原発建設の前提となる立地環境調査を開始
1996年2月 予定地の立地環境調査終わる
1996年11月 中国電力が上関町に原発立地申し入れ
1997年7月 山口県の二井知事が祝島を訪問し反対派住民と懇談
1998年2月 柳井市で住民調査、6割が上関原発に反対
1998年3月 中国電力が電調審への上程時期を99年3月に延期
1998年9月 中国電力が原発予定地の買収始める
1998年11月 中国電力が電調審への上程を再度延期
1999年3月 中国電力が2000年3月の電調審への上程方針打ち出す
1999年4月 町長選で推進派の片山現町長が5選
1999年4月 中国電力が上関原発環境リポート提出
1999年7月 スナメリが審査対象になり中電は追加調査へ
1999年8月 原発建設予定地で希少貝類が相次いで発見される
1999年9月 山口県が上関町と柳井市で公聴会を開催
1999年9月 東海村の核燃料処理工場で臨界事故発生
1999年11月 中電の環境リポートに県技術審査会が追加調査求める答申
1999年11月 山口県知事が追加調査を求める意見を通産省に提出
1999年12月 大和町の住民調査でも上関原発について反対票が上回る
1999年12月 9月の東海村臨界事故で被爆した作業員が死亡
2000年1月 中国電力が希少生物の追加調査を開始
2000年2月 環境庁が希少生物の追加調査を求める意見書を通産省に提出
2000年3月 通産省が中国電力に対して希少生物の追加調査などを求める勧告
2000年3月 中国電力が電調審への上程を2000年11月に延期
2000年4月 共同漁業権第107号管理委員会が漁業補償受け入れ、祝島漁協は提訴へ
2000年5月 原発予定地沖で、危急種のナメクジウオが発見される
2000年5月 中電が漁業補償金総額約125億円のうちの半額を支払い
2000年6月 衆院選で原発慎重派の平岡氏が推進派佐藤氏を破る
2000年8月 山口県が10月に「県民の意見を聴く会」開催を発表
2000年9月 通産省が10月に公開ヒアリング実施を発表
2000年10月 山口県が小郡と柳井で「県民の意見を聴く会」を開催
2000年10月 通産省が第1次公開ヒアリングを開催
2001年4月 経済産業省が突如上関原発を電源開発基本計画に組み込む方針を打ち出す
2001年4月 県知事、意見書提出。「厳しい条件付で同意」
2001年5月 上関原発計画が電源開発分科会で了承される
2001年6月 中電が環境影響調査書を提出


<参考資料>
資料1→発見された希少貝類の写真
資料2→環境リポートに対する県環技審の答申

●中電の提出した環境リポートについて

★中電が提出した環境影響調査書(環境リポート)について、山口県は一般の声を聴く公聴会を9月に上関町民体育館と柳井市のサンビームやないで開催しました。(1999年)

この公聴会に関する詳しい情報はこちらをご覧下さい。→公聴会


★'99年4月に中電が提出した環境リポートの内容および意見です。

こちらをクリックして下さい→環境リポート


●追加調査の中間報告について

★10月18日に中電は環境影響追加調査の中間報告を通産省に提出しました。今回の調査では、地元住民や環境保護団体から指摘されていた希少生物が全て原発建設予定地周辺でその生息が確認され、あらためて計画地周辺のすばらしい自然環境が再確認されると共に、中電による前回の環境影響調査のずさんさも証明されました。しかしながら、中電の報告では、あいかわらず「環境への影響は少ないものと考えています。」という表現の羅列で、保全措置についても、非常にあいまいで具体性に欠ける表現ばかりです。

 中電が地元に配布した「中間報告の概要」(内容とは裏腹に「自然環境との調和を求めて」というサブタイトルがついています)を入手しましたので、掲載します。
 最初のページです。・・・中電が環境に配慮して作り直したというイメージスケッチが載っていますので、一度見て下さい。あきれてしまうような絵が描かれています。(2000.10.21)
 ハヤブサについて
 スナメリについて
 カクメイ科の貝類について
 その他の動植物について

 日本では環境アセスメントに対する考え方が非常に甘く、中電が昨年提出した環境リポートは、その最たる物であった。調査自体がいい加減なものであり、さらにことごとく「環境への影響は少ないと考えられる」という表現で記載されている。「少ない」ということは裏を返せば「少しはある」ということになり、具体的にはどれだけ影響があるのか? 「考えられる」とは、中電が勝手にそう考えているだけではないのか?
 残念ながら、今回の追加調査の中間報告も、地元住民や環境保護団体から指摘された貴重な動物の生息は認めたものの、これらの動物の生息環境への影響は少ないと結論づけている。そして、その判断基準はまったく曖昧なものである。
 しかし、昨年の環境リポートに掲載されていなかったこれら希少生物の生息を中電が認めたということは、もし中電側が前回の調査で生息を確認しながらそれを隠していたとすれば、「原発計画に都合の悪いデータは隠してしまえ」という中電の姿勢を示すものであり、また本当に前回の調査でこれらの希少生物が確認されなかったとするならば、中電の環境調査自体のずさんさを証明するものである。いずれにしても、全ての環境調査を第三者によって最初からやり直す必要があろう。

 →岡山理科大学・植物生態研究室のホームページに、この中間報告に対する日本生態学会中国四国地区会の見解が掲載されています。ぜひご覧下さい。



●上関原発計画に関する近隣自治体の住民アンケート結果

(1)柳井市住民アンケート
 '98年2月に柳井市職員組合が柳井市住民に対して、上関原発建設計画に関する市民アンケート調査を行いました。その結果、有効回答のうち、6割以上の住民が「反対」または「どちらかといえば反対」という意見を持っていることが分かりました。

※詳細はこちらをご覧下さい→柳井市住民アンケート詳細

賛成  15.6%
どちらかといえば賛成  14.8%
反対  42.0%
どちらかといえば反対  19.3%
情報が少なく判断できない   8.3%



(2)大和町住民アンケート
 '99年12月に熊毛郡大和町が発表した新総合計画策定のための住民意識調査結果報告によると、上関原発計画問題については、「反対」が151件、「賛成」が105件と、「反対」が「賛成」を上回りました。


 「賛成」 105件
 「問題があるもののやむを得ない」 44件
 「反対」 151件


(3)平生町住民アンケート
 熊毛郡平生町は2000年3月、住民意識調査の集計結果を発表した。調査は町の総合計画を策定するために'99年10月に行ったもので、町の全世帯(5235世帯)が対象である(回収率は48.7%)。原発に関しては、調査項目の中で「上関町で原発が計画されているが、どのように思うか」という質問に自由に記入してもらったものであり、この項目への回答は1665世帯であった。
 その回答を分類した結果は以下の通りで、原発について「必要ない」および「安全性・環境に問題あり」とする回答が半数を超えた。逆に「必要」とした回答は20%弱であった。


 「安全性・環境に問題がある」 513件(30.8%)
 「原発は必要ない」 334件(20.1%)
 「必要」 323件(19.4%)
 「わからない・態度保留」 246件(14.8%)
 「代替エネルギーの開発促進」 112件(6.7%)
 「その他」 137件(8.2%)



※上関町でもこのような住民アンケートを取り、一般公開されることを強く希望します。


●世論調査結果



 某テレビニュースネットワークが'99年10月(東海村の臨界事故発生後)に全国的規模で行った世論調査の結果、国民の9割が原子力推進に否定的意見であることがわかりました。

※各画像はTV画面を撮影したものです。



Q.今回の事故に関心は?

大いにある  78.2%
ある程度ある 19.8%
あまりない   1.5%
全くない    0.3%



Q.事故をどう受け止めましたか?

身近な問題    87.2%
身近な問題でない 11.9%
自分には関係ない  0.6%



Q.原発増設など今後の開発の進め方についてどう思いますか?

計画通り進めるべきだ    11.9%
これ以上の開発は凍結すべき 17.9%
原子力は縮小すべき     65.0%
一刻も早くやめるべき     3.7%



Q.原子力発電をやめる場合、日常生活に不便が生じたらどう思いますか?

原子力発電は続けるべき       11.1%
影響しない範囲で依存度を減らすべき 62.8%
やや不便になってもやめるべき    24.8%



●JCO臨界事故に関する参考記事

JCO事故における被曝と放射能汚染問題(京都大学 原子炉実験所 小出裕章)(99/11/01)

団藤保晴の「インターネットで読み解く!」 第76回「臨界事故と揺らぐ原子力技術」 (99/10/09)

団藤保晴の「インターネットで読み解く!」 第78回「臨界事故に見る行政側の背信」 (99/11/25)

●関連リンク

CIVIC-ACTION・・・JCO事故のあった茨城県を中心に、反原発運動に取り組んでいる市民団体です


●原発関連トピックス

★上関原発関連トピックスの詳しい内容はこちらをご覧下さい→上関原発トピックス詳細


◎上関原発計画の環境アセスメント確定(2001/7/13)

◎経済産業省、中電の環境評価書を了承(2001/7/6)

◎環境影響評価書、調査やり直し申し入れ(2001/7/3)

◎中電が環境影響評価書を提出(2001/6/15)

◎上関原発計画が電源開発分科会で了承された(2001/5/16)

◎原発予定地で、また新種とみられる巻貝発見(2001/5/7)

◎二井県知事が意見書提出、「厳しい条件付で同意」(2001/4/23)

◎突然の知事意見照会は政治的圧力(2001/4/21)

◎上関原発拒否を求め、祝島島民150人が座り込み(2001/4/16)

◎経済産業省が上関原発を電源開発基本計画に組み込む方針(2001/4/6)

◎グリーンピースが神社用地売却拒否を神社本庁に要請(2001/4/6)

◎中電が9月までに上程の方針を示す(2001/3/30)

◎柳井市長が意見書提出。原発の是非には触れず(2001/3/28)

◎上関町の片山町長が中国電力に財政支援要請へ(2001/3/9)

◎被爆二世の会などが知事に上関原発不同意を求める(2001/2/15)

◎県民アンケートを求める署名活動開始(2001/2/10)

◎中間報告承認に抗議(2001/2/5)

◎上関原発計画で、県が中電の中間報告を了承(2001/1/29)

◎中間報告書で庁内検討会「知事意見は尊重」(2001/1/22)

◎綿屋副知事、個人的意見で「原発は危険」(2000/12/27)

◎中電、神社用地について「解決の道筋はできている」(2000/12/12)

◎予定地の神社宮司が神社地売却を拒否(2000/12/10)

◎二井県知事が県議会で上関原発建設の容認を表明した(2000/12/4)

◎中間報告の評価、専門家の意見を聴く方向へ(2000/11/30)

◎電調審への年内上程は困難(2000/11/17)

◎二井知事、周辺市町に原発建設の是非求めず(2000/11/13)

◎米エンロンが宇部市に大型火力発電所建設を計画(2000/11/10)

◎四代地区の氏子や室津漁協が県神社庁に要望書提出(2000/11/10)

◎通産省が中電環境報告を「おおむね妥当」と判断(2000/11/9)

◎日本生態学会が環境影響評価のやり直しを要求(2000/11/7)

◎大島町の住民調査で上関原発反対意見が圧倒的多数(2000/11/2)

◎第1次公開ヒアリング、混乱の中で開催(2000/10/31)

◎柳井で「県民の意見を聴く会」を開催(2000/10/24)

◎小郡で「県民の意見を聴く会」を開催(2000/10/23)

◎「電調審上程不同意」を求める12万人の署名を県に提出(2000/10/19)

◎中間報告で県庁内に検討会設置(2000/10/19)

◎中電が追加調査の中間報告を提出(2000/10/18)

◎大畠町の住民調査でも上関原発反対意見が圧倒的多数(2000/10/17)

◎原発推進派が柳井で総決起大会開催(2000/10/14)

◎1次公開ヒアリング意見陳述は推進意見が大半。反対派は参加拒否。(2000/10/13)

◎社民党が上関原発計画の白紙撤回を要請(2000/10/10)

◎国会議員が原発予定地視察(2000/10/8)

◎反原発キャラバンがスタート(2000/9/26)

◎通産省が公開ヒアリング実施を発表(2000/9/20)

◎大島町で上関原発について住民アンケート実施を発表(2000/9/7)

◎柳井市で上関原発計画に関する「市民の意見を聴く会」が開催された(2000/9/3)

◎スナメリなど海の希少生物が山口県版RDBに記載されることに決定(2000/8/28)

◎山口県が「県民の意見を聴く会」開催を発表(2000/8/17)

◎祝島島民の会、7万5千人分の原発反対署名を二井県知事に提出(2000/8/8)

◎衆院選で原発慎重派の平岡氏が推進派佐藤氏を破る(2000/6/26)

◎祝島漁協が漁業補償契約をめぐって提訴(2000/6/13)

◎「原発に反対し上関町の安全と発展を考える会」総会で計画白紙撤回を決議(2000/5/28)

◎自民党調査会が中間報告で原発立地推進を提唱(2000/5/23)

◎中電またしても既成事実作り。漁業補償金の半額支払い(2000/5/15)

◎中電、ナメクジウオを環境レポートに記載せず(2000/5/10)

◎原発予定地沖で、危急種のナメクジウオ発見(2000/5/6)

◎中電の追加調査に疑問あり。科学者が独自に環境調査(2000/5/5)

◎日本生態学会が中電に要望書提出へ(2000/5/4)

◎漁業補償、契約書に調印(2000/4/27)

◎漁業補償受け入れ、祝島漁協は提訴へ(2000/4/26)

◎グリーンピース帆船、反原発海上パレード(2000/4/18)

◎中国電力が電調審への上程を2000年11月目標に延期(2000/3/28)

◎通産省が中国電力に追加調査や環境保全措置を求める勧告(2000/3/3)

◎中国電力が四代に追加調査事務所を設置(2000/3/1)

◎三重県の芦浜原発計画が地元知事の要請により白紙撤回(2000/2/22)

◎片山町長、住民意識調査実施の考えがないことをあきらかに(2000/2/17)

◎環境庁が中電の環境リポートに対し、希少貝類の追加調査などを求める意見書を提出(2000/2/15)

◎「脱原発へ!中電株主行動の会」が中電に警告書提出(2000/2/8)

◎東海村の住民アンケートでも、原発廃止意見が推進意見を上回る(2000/2/8)



<お知らせ>

※地元報道機関のホームページからの記事転載は報道各社からの要請により中止しました。
 今後、このコーナーには独自に編集した内容の記事のみを掲載することにします。各報道機関へのリンクをリストアップしておきますので、報道各社の記事は各社ホームページをご覧下さい。(2000/02/18)

 中国新聞のホームページ (過去1週間の記事を掲載。)

 山口新聞のホームページ (過去1週間の記事を掲載。それ以前の記事は検索ページからキーワード検索できます。)

 TYSナウのホームページ (過去1週間の記事を掲載。日付指定でそれ以前の記事も閲覧可能です。)

 この中でも、山口新聞のホームページには検索ページがあり、検索キーワードに「上関原発」と入力すると、関連記事のみリストアップされますので、一番便利です。他にも「祝島」「スナメリ」など、いろいろなキーワードで検索してみて下さい。
 山口新聞の検索ページへ


●皆さんから寄せられたご意見

上関原発に対して皆さんからお寄せいただいたご意見を紹介します。

★ご意見の全文はこちらをご覧下さい→ご意見


<マコちゃんのママ>さんからのご意見 (2001/1/19)
 山口という田舎をこよなく愛してます。子供にもそうなって欲しい!原発の立地はその夢を打ち砕くものになってしまうでしょう。

<新次郎>さんからのご意見 (2001/1/15)
 LOVE上関。上関は私にとって、かけがえのない心の癒される場所なのです。

<K>さんからのご意見 (2000/11/19)
 宇部の火力発電所で十分では?原発反対!

<海大好き>さんからのご意見 (2000/10/31)
 原発問題の舞台になっている上関、祝島がどういう所なのか実際に自分の目で確かめてみようと思い足を運びました。...

<チビ猫>さんからのご意見 (2000/9/25)
 随分昔、私達の町にも原発問題が持ち上がりました。...豊北町より

<miao>さんからのご意見 (2000/5/30)
 中国電力の古川隆副社長の発言に、一度目を通していただきたい...

<みかんのこ>さんからのご意見 (2000/1/18)
 私は平生に住む高校生です。上関原発の建設には反対しています。・・・

<匿名希望>さんからのご意見 (1999/12/13)
 私は祝島が大好きです。これからも祝島の美しさを守りたい!・・・

<渡邉 尚義>さんからのご意見 (1999/11/15)
 何処のホームページを開いても原発反対のオンパレードで、何か空しい気がします。・・・

<41歳のサラリーマン>さんからのご意見 (1999/11/14)
 人間があまりにも自然の法則から離れて人間のことしか考えていない結果、地球が人類に対して「やってきたことが違いますよ」とメッセージを送ってきているように感じます。・・・

<tsubaki>さんからのご意見 (1999/10/11)
 私は上関原発には反対です。詳しく言えば、原発が建設されることによる自然破壊自体に猛反対なのです。・・・

<tsubaki>さんからのご意見(続) (1999/10/13)
 ご存知のように今日本各地で土木業者などの業者と政治家との癒着で、無意味で有害な自然破壊が繰り広げられています。・・・

<sahara>さんからのご意見 (1999/10/8)
 僕はソフトウェア・エンジニアですが、原発は「必ず事故を起こす」はずです。・・・

<國弘 秀人>の意見 (1999/9/30)
 かつて、原子力施設の誘致で「日本一裕福な村」と言われた東海村は、今、「日本一危険な村」になっています。・・・

<村岡 正司>さんからのご意見 (1999/5/17)
 中国電力はすでに破壊・汚染したこの祝島の悲惨な状況について、どう感じているのですか。・・・

<西村 啓二>さんからのご意見 (1998/9/28)
 国の原子力政策に疑問点が多すぎ、全国に散在している原発の放射能処理問題にしても、未解決の部分が多すぎる。・・・

<村上 一好>さんからのご意見 (1998/6/17)
 快適性まで否定する気はないのですが、それでも原子力でなければならない事の必然とは違うと思うのです。・・・

<中西 宣嘉>さんからのご意見 (1998/5/16)
 原発誘致は、自然.環境破壊も深刻だけれども、それよりもその土地の民主主義を潰してしまい住民同士の連帯感を無くしてしまうことの方が厄介だと聞きました。・・・

<渡邊 睦子>さんからのご意見 (1997/10/20)
 都会への電力供給のために私の故郷が犠牲にされることに対しては怒りをおぼえます。・・・

<北木 甚聡>さんからのご意見 (1997/9/9)
 以前、TVで神舞を開催した時に推進派(1割)を参加させず、神主様を外部から呼んだというのを見ました。悲しい話ですね。・・・

<後藤 拓>さんからのご意見 (1997/7/23)
 <栗原 純>さんのご意見(1997/7/7)を読み・・・

<常識ある一国民>さんからのご意見 (1997/7/11)
 大切な、瀬戸内海を守って下さい。・・・

<栗原 純>さんからのご意見 (1997/7/7)
 今回の原子力施設のあいつぐ事故から安全性に疑問があります。また、東海村の事故で、廃棄物の処理体制に余裕がないことが明らかになりました。・・・


●六ヶ所村レポート

★核燃料再処理施設を建設中の青森県六ヶ所村を訪問して感じたことなどをレポートしました。
こちらをクリックして下さい→六ヶ所村レポート


【げんぱつ止メール のページ】
 あなたの声が、この国を動かします。
 原発を止めて欲しい。あなたのその思いを政党や電力関係やメーカの方々に送ってください。
   http://StopNukes.org/
 今のところ「げんぱつ止メール」送り先リストには上関町は入っていません。

←上関役場へのメール。上関町長に原発反対の意見を送ろう!



皆さんからのご意見をお待ちしております。
お寄せいただいたご意見はこのホームページで公開させていただきます。

電子メールの宛先はkunihiro@iwaishima.jpです。



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