  島の裏側にあたる三浦湾には自転車で30分ほど。端正な形の小祝島や、遠く九州の国東半島、姫島などを望むことができます。「不老長寿の実」と言われるコッコーの木の自生地でもあり、県指定の天然記念物「ケグワの巨樹」、ブタの放牧の氏本農園などがあります。三浦湾から眺める夕日はとてもきれいです。
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  今から1120年余り昔、仁和2年8月、山城国(現在の京都)の岩清水八幡宮よりご分霊を奉持して帰途の豊後(現在の大分)伊美郷の神官たちが嵐に遭った際、祝島の人たちが助け、手厚くもてなしたそうです。お礼に五穀の種を分け、農耕と神を祀ることを伝えられたことで島の生活が向上したことに感謝し、毎年8月、祝島から伊美へ「お種戻し」の参拝が行われています。4年に一度の「神舞」は、島に招かれた神官たちとの合同神事。海上での勇壮な入船・出船神事と古式豊かな33の神楽舞が奉納されます。
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